東京ウェブ株式会社は、「企業の良質なサービスを確かなニーズに届ける」ことを使命とし、取引先企業様のWebサイト運営やWebマーケティング支援に尽力しています。
しかし、私たち自身のサービスにおいては、優れた内容でありながらも確かなニーズに届けきれていないという課題を抱えていました。これは、エージェンシーとして「取引先企業の支援を最優先にする」という性質の表れであると同時に、副作用でもあり、弱点でもあります。本来、私たちが自負するサービスを自らが適切に訴求できていないのは、本末転倒とも言える状況です。
そこでこの度、業務提携先である株式会社Webnesdayの代表取締役 関口ケント氏を東京ウェブ株式会社の顧問として迎え、自社サービスの認知拡大と発展を図ることといたしました。
今後、関口氏の知見と経験を活かし、より多くの企業様に価値あるサービスを提供してまいります。
この度、東京ウェブの顧問に就任することになりました。
僕が顧問として何かできることはありません。
今まで当社のHPやウェブ戦略をずっと伴奏していただいた東京ウェブは僕が考える様々なビジョンに対して、クリエイティブな側面からKGIを達成するスキームの戦術的な遷移まで僕の無理難題を全部叶えてもらいました。
僕が物心ついた頃から、インターネットはもう身近なものでした。まだ検索しても全然ヒットしない、ロマンはあるけどレスポンスがめちゃくちゃ遅い頃から時は流れ、今は検索しても情報が多すぎるあまり辿り着けない、レスポンスはウサインボルトのように速いけど感動がない時代になってしまいました。
良いモノと悪いモノの判別が付きにくく、プラットフォームの波に飲み込まれ、誰にも知られることなく消えていった様々なサービスやプロダクトを僕は知っています。そして僕自身も、時に何度もその波に心折られ、そして時に助けられたりもしました。
起業して7年、確実に言えるのは「イイモノ」を作るだけでは飯は食えないということです。昨今、SNSとオフライン上に幾多のコミュニティが形成され、潜在的にその優先順位を付けながら生活している人々が大半だと思います。
認知度は必要です。しかし人気度も必要。
認知度のその先にあるものを掴み取る時代です。
では、その先には何があるのでしょうか。僕はその先のファンを作ることが全てだと思っています。
その中で、経営者はその思いをアウトプットし続けていく必要があるのです。それはビジョンだけにとどまりません。従業員の思い、サービスの素晴らしさ、その背景にあるストーリー全てにおいて発信しなければなりません。
僕は何もできません。一人では何もできないのです。しかし、思いを繋げる仲間とそれを推してくれるファンがいることで、僕は何かを成し遂げられていると思っています。そんなパワーをもらって、なんとかできている僕だからこそできることがあるんです。
経営者のメイクアップをし発信にファンをつけること。CEOのメイクアップです。
東京ウェブにおいては、特にWeb周りのシステム・デザインをお願いする中で、技術とクリエイティブと、そして何より寄り添いを感じました。そんな、いいモノを作れる会社の発信のお手伝いがしたい。そんな思いで今回顧問に就任させていただきました。
これからは東京のウェブを背負ってる感を出しながら錦糸町を闊歩していきたく思ってます。
よろしくお願いします!
東京ウェブ株式会社 顧問 関口ケント(セキグチ・ケント)氏
1989年 東京生まれ。株式会社Webnesday代表取締役。
日本のホラーエンターテイメント界において、独自のスタイルを確立したクリエイター兼実業家。TV番組制作の現場でキャリアをスタートさせ、「妖怪ウォッチ」のコンテンツプロデューサーを経て独立。その後、芸能人のYouTubeチャンネルを仲介・制作するサービス「Digital Media Label」を設立し、累計60チャンネルを運用。成功裏に事業を成長させ、後に売却。YouTubeでは、短編ホラーや実話怪談を中心としたコンテンツを展開し、独自の演出とストーリーテリングで人気を獲得。チャンネルの急成長に伴い、ホラーイベントの企画・運営にも乗り出し、リアルとデジタルを融合させた新しいホラー体験を提供する。
現在は自身のホラー専門会社を経営し、映像制作、イベントプロデュース、執筆など、多方面で活動を展開。近年は「ショーケース人財」の概念を提唱し、企業のファン形成に特化したコンテンツ制作とSNSブランディングにも注力している。
恐怖という感情をエンターテイメントに昇華させる独自の手法で、業界に新たな価値を生み出し続けている。
著書:『メディアシフト YouTubeが「テレビ」になる日 』(宝島社)等。